【事業報告】第7回スポーツ医科学研修会
サッカーにおける怪我・障害発生の予備・ケアの質を高めることにより競技力向上を目的として、U-16トレセン選手を対象に、スポーツ医科学研修会を開催しました。
コロナ禍により6年ぶりに開催でき、3つの異なるテーマでそれぞれの先生方から貴重なお話を伺うことができました。競技の中ではもちろん、日常生活でも生かしていければと思います。
主 催 | 一般社団法人青森県サッカー協会 医学委員会 第2種委員会 |
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期日・会場 | 令和6年6月8日(土)15:30~16:30 青森市スポーツ広場 管理事務室内会議室 |
目 的 | 医学面の理解を深め、サッカーにおける怪我・障害発生の予備・ケアの質を高めることにより競技力向上を目的とする。 |
講義・講師 | 講義Ⅰ:「スポーツにおける頭部の怪我 -脳震盪とは?-」 弘前大学大学院医学研究科リハビリテーション医学講座 医師 松田尚也先生
講義Ⅱ:「勝つために必要な食事の役割」 鶴田町役場介護課障がい支援係 公認スポーツ栄養士 太田茂子先生 講義Ⅲ:「サッカー選手に対するリハビリテーション-復帰から再発予防まで-」 青森労災病院リハビリテーション科 理学療法士 浦上剛先生 |
(研修会の様子)
(報告コメント)
第7回を数える医科学研修会が、この度、6年ぶりに開催できて嬉しく思います。
今回は、脳震盪、アスリートの食事、足首のケガからのリハビリと復帰目安の時期について、各講師を招いて実施致しました。
脳震盪については、選手のプレーヤーとしての生命を脅かすものであるが、その判断基準は現場にいる我々も難しいです。簡単な質問や選手の挙動によるある程度の判断ができること学ぶことができました。
アスリートの食事に関しては、勝つためにパフォーマンスを十分に発揮できるように細かなところまでこだわる習慣付けの重要性を学ぶことができました。
足首の捻挫からの復帰目安とリハビリについて、実演を交えながら講義していただき選手も我々も新しい発見があったと思います。
それそれの担当してくださった講師の先生方、本当にありがとうございました。
報告者:(一社)青森県サッカー協会
第2種委員会 戸間替 統世
【参考】医科学コラム
No.7「スポーツにおける脳振盪」 ⇒ こちら
No.56「勝つために必要な食事の役割」 ⇒ こちら
No.53「足関節捻挫・靱帯損傷のリハビリテーションと再発予防」 ⇒ こちら